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沖縄の半島から

20年間住んだ東京から沖縄へ移住。南国と海を愛するトラベラー。

職場と自宅の往復ばかりはつまらないのか

沖縄移住

東京に住んでいる頃、職場と自宅と満員電車の往復ばかりになってしまった時、どうしても帰り道に寄り道をしたくなって、ふらっと飲み屋に入ってみたり、駅ビルやデパ地下などで買い物をして帰っていた。

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けれども買い物をする必要性は実はなく、ただ単に気分転換のためだったと思う。それにスターバックスタリーズ、カフェなどの自宅以外でくつろぐための居場所、いわゆる「サードプレイス」が都会には沢山あった。

買い物や飲み屋だけでは飽きてくると、今度は何か習い事をしなければという気になり、英会話や楽器、ワイン、スポーツジム、写真、ヨガなど様々な教室やワークショップを探しては参加し続けた。そんなに仕事が暇だったのかといえば、そこまでではない。

疲れているのにどうしてそんなに真っ直ぐに自宅に帰りたくなかったのだろうと、改めて考えてみると、「まっすぐに家に帰るのはつまらない」と思い込んでいたのではないかと気づいた。

雑誌やWEBなどのメディアの記事では、新年になると必ず新しい習い事の特集であったり、手帳の活用で隙間時間を○○に替える方法であったり、出勤前に活動する人(朝活)を見本に出して、時間の有効活用といった視点で「仕事ではない時間」をめいっぱい使うことを推奨される。SNSでは絶えず、忙しくしている人がさらに時間を使い切って自己啓発をしている投稿や、華やかな飲み会の写真や、グルメ食べ歩き等のタイムラインが流れてくる。

私はいつの間にか、それらを眺めるうちに、自宅でぼーっとすることや、考え事をして微動だにしないことや、誰にも会わずに黙々を本を読んだり、インドアな趣味に没頭するといった、SNSの「絵やネタにならない」活動や、人と会わない時間はつまらないと思い込んでしまうようになっていたのかもしれない。

時間を有効活用している人を否定しているわけではないし、自分も時間を有効活用したいと思ってはいる。習い事は十分にためになったし、通ってよかったと思っている。しかし活用の仕方は人それぞれであり、メディアに流れてくる活用法だけではないという、とても当たり前なことさえも、近年の東京生活で私はあやふやになってしまっていた。

沖縄に移住をして、東京とは正反対の田舎に住んで、特別なことでもない限りは毎日職場と自宅の往復という生活になった。駅ビルもデパ地下もないし、気軽に通えるスクールもない。そこで改めて自分と向き合い、本当に学んでみたいことや、今自分が必要としている活動を考えられるようになったと思う。インプットばかりではなく、アウトプットの時間も取っていきたいと思う。だから自宅でもやりたいことが沢山あり、職場と自宅の往復ばかりでもつまらなくないと、言えるようになった。

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